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不動寺桂林(ふどうじかつらばやし)
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更新日:2025年4月1日更新
岩沢の町中地内には、一株から数本の幹を出している、樹齢約1200年といわれている桂の木があります。
不動寺(真言宗智山派)の寺伝によると、天平7(735)年に日本中を周っていた行基上人(ぎょうきしょうにん)がこの地を訪れた際、桂の木を切り、本尊である不動明王を彫り出して祀(まつ)ったのが寺院の起源とされています。そして、その切り株から出た若芽が育ったものが、この桂の木であるといわれています。
この桂の木は霊木として信仰の対象となっており、木を取り囲むように地蔵尊(じぞうそん)像が祀られています。
文化財指定日 1972年4月1日
桂林