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割烹東忠本館、別館、上の蔵(かっぽうとうちゅうほんかん、べっかん、うえのくら)
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更新日:2025年4月1日更新
割烹東忠は、信濃川の舟運で栄えた小千谷の川港沿いにあり、近隣には江戸幕府の役所である会津藩の陣屋が置かれていました。
近代以降の小千谷縮や養鯉業、鉄工業による当地の繁栄を伝える伝統ある建物です。
割烹東忠本館
湯殿川畔の傾斜地に建つ木造三階建の料理屋建築です。江戸末期の建築時は二階建でしたが、昭和三十九(一九六四)年に三階大広間を増築しました。
文化財登録日 2015年11月17日
割烹東忠本館の外観
割烹東忠別館
戦前の古写真に見られることなどから、昭和前期に建築されたものと推定できます。本館と斜めに接続し中二階で連絡するなど、変化に富んだ空間かつ上質な和風建築です。
文化財登録日 2015年11月17日
割烹東忠別館の外観
割烹東忠上の蔵
明治前期に建築された二階建の土蔵で、昭和前期に改修されています。戦前には、一階がビリヤード室として使われるなど、割烹に附属した娯楽施設の遺構です。
文化財登録日 2015年11月17日
割烹東忠上の蔵の外観
所在地 | 小千谷市元町11-11 | 地図 |
アクセス | 関越自動車道小千谷インターから車で5分 |