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旧西脇家住宅主屋、旧西脇家住宅離座敷(きゅうにしわきけじゅうたくしゅおく、きゅうにしわきけじゅうたくはなれざしき)
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更新日:2025年4月1日更新
西脇家住宅は、小千谷縮で繁栄した本町に位置する豪商の邸宅です。西脇家は、近世から近代において小千谷縮の取引や金融業で栄えた、小千谷を代表する商家です。
旧西脇家住宅主屋
明治2(1869)年に行われた百年祭の木札に記された記録によると、明和7(1770)年の建築とされています。主屋は木造平屋、切妻造妻入の金属板葺で、建物東側には、正面から背面まで土間が続きます。昭和54(1979)年に改修されています。
文化財登録日 2019年12月5日
旧西脇家住宅主屋の外観(撮影:小千谷市教育委員会)
旧西脇家住宅離座敷
離座敷は木造二階建、入母屋造平入の銅板葺で、渡廊下から主屋に接続します。棟札の記載から大正7(1918)年の建築とされています。設計は曽禰辰蔵・中條精一郎で、昭和14(1939)年に刊行された『曽禰中條建築事務所作品集』の中にも、「西脇氏小千谷本邸」と記載されています。上下階の西・南面には畳廊下があり、そこから庭園の景色を楽しむことができます。
文化財登録日 2019年12月5日
旧西脇家住宅離座敷の外観(撮影:田村収)
所在地 | 小千谷市本町2丁目7-6 | 地図 |
アクセス | 関越自動車道小千谷インターから車で5分 |