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おっこの木

印刷ページ表示 更新日:2025年4月1日更新

​おっこの木は、慶応3(1867)年に建てられた真人町若栃地区にある農家住宅で、現在は農家民宿として活用されています。名前の「おっこの木」とは、イチイの木のことをいいます。
建築方法は、主屋から中門が突き出しL字型となる「中門造」と呼ばれるものです。一つの家屋に、生活に必要なすべての部屋を入れたもので、雪国の農家住宅の特徴を色濃く表しています。
主屋は茅葺屋根ですが、今は茅葺の上に金属の板が張られています。主屋の正面に、切妻造妻入の前中門と呼ばれる玄関部分がある典型的な中門造農家で、背面には切妻造の後中門があります。
一階西側と中門二階には座敷があり、床や付書院などに秀逸な造形がみられるなど、当地方の中門造農家の特徴をよく示しています。

文化財登録日 2016年8月1日

主屋外観南西より 主屋外観(撮影:田村収)

主屋1階ダイドコロ 主屋1階ダイドコロ(撮影:田村収)

主屋1階カミザシキ 主屋1階カミザシキ(撮影:田村収)

所在地 小千谷市真人町戊2518番地 地図
アクセス 関越自動車道小千谷インターから車で30分

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