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大崩(おおくずれ)水芭蕉群生地

印刷ページ表示 更新日:2025年4月1日更新

大崩のミズバショウ群生地は、大崩集落から少し山あいに入った標高約250メートルの地点にあり、小さな渓流のある細長い沢状地形に分布しています。面積は約300平方メートルほどです。
ミズバショウは、現在の日本に現存する種子植物の中でも古い歴史を持つ植物です。本来は高地性の植物ですが、標高の低い当地にある理由として、地球全体の気温がまだ低い時代に国内に広く分布していたものが、現代まで部分的に残されたものと考えられています。ミズバショウがこのようにまとまって分布しているのは周辺地域でも大変珍しく、植物学的にも貴重な場所です。
また、大崩集落は、江戸時代は煙草(たばこ)の生産で有名でした。幕末に出された「越後土産初編」の番付にも「大崩たばこ」の名を見ることができます。

文化財指定日 1972年4月1日

大崩水芭蕉群生地の全景の画像水芭蕉群生地の全景

大崩に群生する水芭蕉の画像ミズバショウ

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