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潮音寺観音堂、山門
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更新日:2025年4月1日更新
潮音寺は、小粟田にある曹洞宗の寺院です。観音堂や山門の建築工法は、この地域における伝統的な技術を伝承するものとなっています。
潮音寺観音堂
文化14(1817)年に建てられた観音堂です。正面柱間が三間、側面柱間が三間、正面向拝一間の入母屋造りで、霊鳥や霊獣の彫刻が施されています。
また、宮殿(くうでん・厨子)には文政4(1821)年の墨書があり、建物の建築後に宮殿が造られたと判断できます。
文化財登録日 2018年3月27日
潮音寺観音堂(撮影:田村収)
潮音寺山門
山門は、一間一戸四脚門の切妻造りです。
若葉や渦紋、玉などの彫刻が細部まで施されており、この彫刻絵様から十八世紀末頃の建築と判断されます。
文化財登録日 2018年3月27日
潮音寺山門(撮影:田村収)
所在地 | 小千谷市大字小粟田字岡田962番地 | 地図 |
アクセス | 関越自動車道小千谷インターから車で10分 |