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魚沼神社年中行事記(うおぬまじんじゃねんちゅうぎょうじき)
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更新日:2025年4月1日更新
魚沼神社年中行事記は、通称「天正日記」(てんしょうにっき)といわれており、魚沼神社における神事の手本として大事にされてきた貴重な資料です。
天正16(1588)年12月、上弥彦社神主だった小川高繁(たかしげ)が同社及び十八末社における儀式、祈祷など年中行事に関わる所作や供物について、月単位の時系列で記録したものです。上弥彦社における神道と仏教が融合した神仏混淆(しんぶつこんこう)の信仰の様子や、当時の風俗・習慣を知ることができます。
魚沼神社には、このような行事にまつわる記録や阿弥陀堂の修理に関わる古文書などが他にも多く残されています。これら資料を丁寧に調査することにより、阿弥陀堂などの歴史建造物や行事が、現在にいたるまでどのようにして大切に保存されてきたかを知る手がかりとなります。
文化財指定日 1972年4月1日
折り本仕立てになっています
魚沼神社の年中行事を詳細に記述しています