校区概要

(1)自然環境
 学区は、小千谷市の南部に位置し、北魚川口町、十日町市と隣接した豪雪地帯である。学区のほぼ中央をわが国最長を誇る信濃川が流れ、それに沿って段丘が開けており、そこに集落が形成されてきた。その信濃川に沿い、東側に国道117号線、JR飯山線、西側に県道小千谷・十日町・津南線が走っている。
 古くから重要な交通路であった信濃川は、反面、東西地域間の交流や都市との交流を阻み、地域の開発を遅らせてきた。現在は岩沢橋と川井大橋が東西を結び、信濃川が交通の障害であったのは過去の話となった。
 また、冬の3Mを超す豪雪は、人々の生活を不便にさせてきた。近年は道路が無雪化され、冬場の生活の困難も過去の話となった。山あり、谷あり、川ありで四季の変化に富み、風光明媚な環境である。 
(2)生徒の通学
 学区はきわめて広域で、30の町内(世帯数約858戸)からなる。そのほぼ中央に中学校がつくられた。生徒は、旧4つの小学校(塩殿、川井、岩沢、真人)の卒業生から構成され、5路線(川井方面、大崩方面、真人方面、塩殿方面、市の口方面)のスクールバスを利用しており、徒歩通学54%、バス通学46%となっている。
(3)地区の人々
 学区の人々は、かつては農業を営む家がほとんどであったが、現在は市の中心部や隣接市町村の企業に勤める兼業農家であった。保護者は学校の諸活動に協力的である。特に父親の各種PTA活動への参加率が高く熱心である。
(4)学区の小学校
 南小学校(平成25年4月開校)
 
※若栃小学校(平成17年3月閉校) 池ヶ原小学校(平成19年3月閉校)
  塩殿小学校 川井小学校 真人小学校 岩沢小学校(平成25年3月閉校)